起立性調節障害のこと

【起立性調節障害のこと】

小6の後半頃から保健室によく行くようになる。学校に着いてからしばらくすると頭痛が始まるけれど、保健室で少し休めば良くなるからと本人もあまり気にしていなかった様子。そのため卒業後に保健室の利用履歴のようなものを貰って初めて私は保健室の利用回数に驚く。卒業式の練習が始まると式典の練習中に気持ちが悪くなることが数回あり、養護の先生に「思春期によく起きる脳貧血だと思うよ、自律神経がバランスを崩すことがあるのよ」と本人は言われたらしい。(これを知ったのは中学に入ってから)

中学入学後すぐに頭痛で保健室へ。そこで「保健室の先生に中学はあんまり簡単に休ませてもらえないって言われた」と本人談。その後まだ慣れない環境で頭痛が起きても挙手して保健室に行くことが恥ずかしかったこともあり、頭痛を我慢するように。ここでさすがにおかしいよと思って調べると「起立性調節障害」というものに行きあたる。寝起きが悪い、頭痛も11時くらいには治まる、夕方帰ってくる頃には別人のように元気、などなど。4月半ばに小児科を受診→起立性調節障害の診断を受ける。

メトリジンを飲むもあまりはかばかしくなく、それでもとりあえず続け、頭痛薬を常備し、遅刻したりしながらも登校を続けるも、遅刻して教室に入ることが精神的に辛いから休みたいということになり欠席させる日も増える。もうこの頃には本人も私も家族もどうしたらいいのかわからない。ここで休んだらもう立ち止まってしまうから行くと言う本人をなんとか支えつつ4月の3週目を乗り越え、4週目にはなんとなく復活してきてこれで一安心かと思いきや…

29年9月現在、朝起きられない(これがODからのものかはさておき)、激しい運動を長く続けると気持ち悪くなる、立ちっぱなしでいると気持ちが悪い、午前中の倦怠感などが残る。